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概要:
起業はワンチャンスでは無い。
・貯金はいらない
・会社を辞める必要も無い
・主婦もできる。むしろ向いている
・年齢も問わない。定年のシニアも向いている
感想:
本書の原題は「THE $100 STARTUP」
・初期資金は1万〜10万
・年間の収益500万以上
・資格や特別な技能は必要と市内
・ごく少人数
これが前提。
これを「マイクロビジネス」と読んでいます。
そして成功する3つのルールを明確に書いています。
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・「共通部分」を探す
・「スキル」を転用する
・「魔法の薬」→情熱+有用性=成功
(P32)
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しかし、この「情熱」これだけで突っ走らないようにと何度も釘をさしている。「情熱」は「ときには役立つ」ぐらいがちょうどいいと記す。
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(情熱+スキル)×(問題+市場)=ビジネスの機会
情熱は重要だが、この数式の一部でしかないことに注目して欲しい。
(P74)
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顧客の捕まえ方にも、特徴がありました。「年齢層なんて調べなくていい」と記した後に、下記のように記載します。
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・人気のある趣味、流行をつかむ
→何かに興味を持つ人がたくさんいるが、それを日常生活で実行するのは大変だというケースも、絶好のビジネスチャンスを示す兆候だ。
・欲しいものをお客にきく
→旧式のマーケティングは「説得」に基づいているが、新しいマーケティングの基本は「誘うこと」だ。
(P97)
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また、収益性を高めることの重要性を記します。
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・コストではなく、ベネフィットに基づく価格
・(限定的な範囲で)何種類かの価格を提案しよう
・2回以上稼ぐ
(P183)
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最後に参考になった箇所。あらゆる問題は「典型的なもの」だと知っておくことの重要性を説きます。
最後に、KEY POINTSから印象に残った文章を羅列します。
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最重要項目!!自分の情熱とスキルを、たにんにとって有益なものと一致させよう
(P38)
あなたが人に与えたいと思うものではなく、人が本当にほしがるものを提供しよう。
(P59)
ほとんどの人は、あるもの(お金、愛情、時間など)をより多く、あるもの(ストレス、不安、争いなど)をより少なくしたいと願っている。誰かの生活をよりよくするために、何を与え、何を取り除けるかを常に考えよう。
(P59)
ありとあらゆる知り合いに、協力をお願いしてみよう。思いがけない人が、思いがけない役割を果たしてくれるだろう
(P158)
慎重な選択を重ねれば、仕事量を大きく増やさずにビジネスを成長させ、新たに人を雇わずに規模を拡大出来る
(P215)
アドバイスは役に立つが、ときには無視することも大事だ。誰かが許可を与えてくれるのを待っていてはいけない
(P267)
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そして、最後にこう記します。
「他人の人生を生きて、時間を無駄にしてはいけない」
起業を勧める本や、起業家の本には同様のことが必ず書かれています。
自分のために生きるって普通のことなのに、それが一番難しい。
いまってそう言う時代なんだなと思いました。
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