2013年1月8日火曜日

【書評009】「僕の死に方」金子哲雄

 「僕の死に方」金子哲雄
 URL:http://num.to/008-758-427-325
 概要:流通ジャーナリスト、金子哲雄の余命宣告からの500日を記した本
 印象に残ったフレーズ:
    「今、与えられている環境で全力で生きる。」
 感想:著者は、ご存知の人がほとんどだと思います。
    彼は死ぬ当日まで仕事をしてました。仕事をすることが
    自己証明であり、生きる喜びだったんだと思います。

    この本自体も死の一ヶ月前に書き上げました。
    書かれている文章はイキイキしていて、いわゆる
    「否認」「怒り」「取引」「抑うつ」「受容」の
    5段階を「仕事」で乗り切ったんだと思いました。

    41歳、とても若いです。でも人生の決着の付け方は
    うらやましいくらい、清々しいです。
    最後にもう一文印象深かった言葉を。
    「雅ちゃん、生きることと死ぬことって、やっぱり同じだよな」



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